3人制バスケ「3×3」とは? 観る前に知っておきたい魅力と見どころ
バスケットボールといえば 5人制を思い浮かべる人が多いと思います。
でも実は、今世界中でファンを増やしている“もうひとつのバスケ”があります。
それが 3×3(スリー・エックス・スリー)。
3人対3人。
試合はたったの10分。
音楽が鳴り、観客が近く、攻防が止まらない。
「難しいルールを覚えないと楽しめない」なんてことはありません。
初めて観たその瞬間から、空気に巻き込まれるスポーツです。
3×3はどんなスポーツ?

試合は、バスケットコートの半分を使って行います。
5人制と違うのは、とにかく試合が“止まらない”こと。
・選手交代は自由 (申告なし)
・監督がいないので、選手自身が判断して動く
・攻撃と守備が瞬時に切り替わる
そのため、1プレーごとのスピードがとても速く、
観ていて気持ちの良いテンポ感があります。
試合時間は 10分1本勝負。
または21点先取したチームが勝利。
長期戦ではなく、一瞬で試合が動くスポーツです。
ライブ会場のような観戦体験
3×3の試合会場は、音楽・DJ・MCで常に熱が生まれています。
シュートが決まると音が上がり、観客の声が重なり、
コートとスタンドの一体感がすぐに生まれます。
「スポーツ観戦」というより、
“スポーツ × ライブステージ” の感覚に近いかもしれません。
日本の3×3シーンと大会
3×3は、観に行きやすいスポーツです。
屋外イベントや街中の特設コートで行われる試合も多く、“ふらっと立ち寄れる”空気感が魅力です。
ここでは、観戦の入り口になりやすい大会を紹介します。
3×3.EXE PREMIER(スリー・エグゼ・プレミア)
夏(6〜9月) に開催される国内トップレベルのリーグ。
全国の都市を巡りながら試合が開催されます。
「自分の住む地域のすぐ近くで開催される」ことも珍しくありません。
「ふらっと行ける」「選手が近い」のが魅力。
JAPAN TOUR(ジャパンツアー)
日本バスケットボール協会が開催する大会。
トップ選手だけでなく、挑戦したい選手にも門戸が広く、「ここから世界を目指す」選手たちが集まります。
街中コートでのイベント
そして3×3ならではの魅力が、街中コートでの試合。
ショッピングモール前、駅前広場、公園。誰でも観られる環境で、熱が生まれます。
“スポーツが日常にある” という体験が、ここにあります。
注目しておきたいクラブ
3×3には、国内外で活躍するクラブが数多くあります。
ここでは、雰囲気やスタイルの異なる3つのクラブを紹介します。
「どのチームを応援しようかな」と迷う人は、まずはここから知ってみてください。
UTSUNOMIYA BREX.EXE Instagram:https://www.instagram.com/utsunomiyabrex.exe_3x3/
バスケットボールのまちとして知られる宇都宮を拠点とし、
組織的なプレーと個々の技術力のバランスが美しいチームです。
試合の中で、選手同士が呼吸を合わせながら一瞬で状況を変えるシーンは、3×3ならではの面白さがよく出ています。
TOKYO DIME.EXE Instagram:https://www.instagram.com/dime3x3/
都市発のカルチャー色が強いチーム。
SNS の発信力も強く、イベントやファンとの距離も近いので、「会場の盛り上がりごと楽しみたい」人におすすめ。
カルチャーとスポーツが混ざり合う3×3らしさを感じられるクラブです
YOKOHAMA G FLOW.EXE Instagram:https://www.instagram.com/gflow.exe/?hl=ja
女子で注目のチームです。
スピードと連動が魅力で、試合のペースを自分たちでつくっていけるチームで、
選手の表情や声が近くに感じられる距離感も、女子3×3ならではの魅力。
「応援するほど、成長を感じられる」チームです。
注目しておきたい選手
3×3は、コートが狭く人数も少ない分、一人の選手の存在感がとても大きい競技です。
だからこそ「この選手いいな」と思えた瞬間から、観戦は一気に楽しくなります。
ここでは、はじめてでも“応援しやすい”選手を紹介します。
落合 知也(おちあい ともや)選手
3×3を語るうえで欠かせない存在。
柔らかいボールタッチと、相手を揺さぶるようなドライブが印象的です。
試合の流れを読むのがうまく、ここぞという場面で勝負できる選手。
「3×3ってこういうスポーツなんだ」と感じさせてくれる、看板的プレイヤーです。
小林 大起(こばやし ひろき)選手
スピードと得点力が魅力の選手。
ディフェンスを振り切るステップと、一瞬でシュートまで持っていく大胆さが心をつかみます。
「今の一手できた!」がはっきり見えるタイプのプレーをするため、初めて観る人でも楽しみやすい選手です。
桂 葵(かつら あおい)選手
5人制と3×3の両方で活躍する、伸び盛りの若手プレーヤー。
鋭いドライブと身体能力を生かしたアタックが持ち味で、1on1での仕掛けから試合の流れを変えられる選手です。
外角シュートもあり、3×3のスピード感の中で存在感を発揮します。
5人制で培った基礎力と、3×3で磨かれた攻撃性の両方を併せ持つ “二刀流” のスタイルは、今後さらに注目が高まるはず。
コートに立つだけでリズムが生まれるような、勢いのあるプレーヤーです。
山本 麻衣(やまもと まい)選手
女子3×3を代表する存在。
視野が広く、相手の隙をつくパスと、勝負どころでのシュートが魅力です。
プレー中も仲間に声をかけ続けるタイプで、
チームを動かしながら自分の色も出せるプレイヤー。
どの選手も観ていると、「応援したい!!」が自然と生まれます。
週末、コートのそばで。
3×3は、むずかしい知識がなくても楽しめるスポーツです。
たった10分の試合の中に、スピードも、駆け引きも、個人の強さも凝縮されています。
次に何が起こるのか、考えるより先に目が追いつき、気がつけば、選手と一緒に呼吸が合っている。
そんな“巻き込まれる感覚”が、3×3にはあります。
街の中で、ショッピングの途中で、ふらっと立ち寄れる試合もあります。
「予定して見に行く」というより、
“その場の空気を受け取る”スポーツといってもよいかもしれません。
もしどこかでボールの音と音楽が聞こえたら、足を止めてみてください。
そこにはきっと「好きになるきっかけ」が転がっています。